交渉継続も明言、円相場はどう動く?クロス円に妙味も
🔔関税通知:日本からの輸入品に25%課税へ
トランプ大統領は7日、日本の石破総理大臣宛に書簡を送り、日本からの輸入品に8月1日から25%の関税を課す方針を発表しました。
その理由として、「長年にわたる対日貿易赤字」と「非関税障壁の存在」を挙げ、“相互主義”から外れている現状を是正する必要があるとしています。
これにより、現行の10%+一時停止中の相互関税(24%)から、新たな関税率25%へ引き上げられる形となります。
📌 発動開始日:2025年8月1日
📌 対象国:日本・韓国など12〜15か国
🗣️ホワイトハウス・財務長官の発言から読む「交渉余地」
- 相互関税の一時停止期限は7月9日 → 8月1日に延期(大統領令で決定)
- 通商拡大法232条による関税(自動車・鉄鋼・アルミ)は別枠で維持
- ベッセント財務長官:「48時間以内に複数国と合意の可能性」
- 日本への書簡でも「市場開放・障壁撤廃あれば再調整の可能性」あり
📝 → 交渉の余地は残されており、今回の通知は“圧力を強めるカード”
🇯🇵日本側の反応:政府は総合対策本部設置、交渉継続へ
石破総理の出席のもと、日本政府は8日に総合対策本部を設置。
日本側幹部は「実質的な期限延長と受け止め、交渉余地はある」と述べ、関税撤回を含めた包括合意を引き続き模索していく方針です。
💱市場インパクト:円売り圧力+クロス円上昇の可能性
✅ 為替市場への影響ポイント:
要素 | 市場の反応 |
---|---|
日本製品へのコスト上昇 | 輸出採算悪化 → 日本株安・円売り |
交渉継続報道 | 円買い戻し(リスク緩和) |
米国のインフレ減速見通し | ドル安・クロス円高 |
現在の相場は、「悪材料出尽くし感」と「交渉継続」の報道を受け、急激な円売りには至らず、ユーロ円や豪ドル円などクロス円に資金が戻る展開が見られます。
💡XMTradingでの戦略例
✅ 戦略① ユーロ円の押し目買い(162.50〜163.20円サポート帯)
- 米金利低下観測 + 円安要因の組み合わせ
- 週内に日欧の政治・経済イベント少なく、テクニカル優位
✅ 戦略② 豪ドル円ロング(108円台支持)
- リスクオン回帰時に強い通貨ペア
- 資源高+日本の財政懸念が後押し要因
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