📉日米関税交渉合意で円高進行！ドル円146円台へ急落～トランプ大統領「5500億ドルの投資」明言、日銀の利上げ観測も

2025年7月24日、東京外国為替市場で円相場が急上昇。ドル円は一時145円台に突入し、午後5時時点では1ドル＝146円41銭～42銭まで円高が進みました。背景にあるのは、日米関税交渉の合意と、これを受けた日本銀行の利上げ観測です。

市場では、「関税交渉の合意で国内景気の不透明感がやや後退し、日銀が金融政策を正常化するのでは」という見方が広がり、ドル売り・円買いの流れが加速しました。

📑日米合意のポイントは？

• 相互関税：25％→15％に引き下げ（発動時期未定）
• 自動車：従来の2.5％＋追加12.5％で15％に
• 自動車部品も15％に統一
• 半導体・医薬品：他国より不利にならない条項
• アメリカ産コメの輸入75％増、ボーイング機100機購入

トランプ大統領は記者会見で「日本は5500億ドル（約80兆円）をアメリカに投資する」と明言。ホワイトハウスは「アメリカの基幹産業への大規模支援」として評価しています。

🏦ベッセント財務長官「合意を守らねば、再び25％関税に」

FOXニュースのインタビューで、アメリカのベッセント財務長官は「四半期ごとに日本の履行状況をチェックする。合意を守らなければ、自動車を含む製品に25％の関税を再適用する」と厳しい姿勢を強調しました。

📈為替市場の展望は？次の注目はFOMCと日銀政策決定会合！

米国の長期金利上昇が一部でドル買い戻しを誘いましたが、投資家の注目は今後のFOMC（米連邦公開市場委員会）と日銀の金融政策会合へと移っています。関税問題が一段落したことで、日銀の利上げ議論が本格化する可能性もあります。

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