2025年8月、広島・長崎への原爆投下から80年を迎えるのを前に、アメリカで実施された世論調査によって、原爆投下の正当性を巡る意見が大きく分かれていることが明らかになりました。
🔹 ピュー・リサーチセンターが約5000人の米国人に実施した調査では…
- 「正当化される」…35％
- 「正当化されない」…31％
- 「分からない」…33％
👉 特に若年層では“正当化されない”と答えた割合が44％と最多。年齢が高くなるほど「正当化される」と答える傾向が強まりました。
| 年齢層 | 正当化される | 正当化されない |
|---|---|---|
| 65歳以上 | 48% | – |
| 50-64歳 | 40% | – |
| 30-49歳 | 29% | – |
| 18-29歳 | 27% | 44% |
🔸 また、核兵器の存在が「世界をより安全にしたか」という問いに対しては…
- 「安全でなくなった」…69％
- 「安全になった」…わずか10％
➡️ 米国国民の間で“核”に対する否定的な感情が根強く残っていることが見て取れます。
🌐【日韓外相が初会談】緊張高まるアジア情勢で“戦略連携”を再確認
一方、29日には、日韓関係にも重要な動きがありました。
新政権を率いるイ・ジェミョン大統領のもと、韓国のチョ・ヒョン外相が就任後初めて来日し、日本の岩屋外務大臣と初会談。
📌 会談の要点：
- 岩屋外相「日韓・日米韓の戦略的連携の重要性は増している」
- チョ外相「友好国と戦略をともに練り、危機を乗り越えることが重要」
- 北朝鮮の核・ミサイル開発、拉致問題などでも今後連携を強化へ
📊 インド太平洋戦略・日米韓協調体制強化が地政学的リスク回避の鍵に。
💹【FX戦略のヒント】地政学リスクと米世論が為替市場に与える影響
これらの国際ニュースは、以下の通貨ペア・市場に注目すべき材料です：
✅ USD/JPY（米ドル／円）
- 核兵器に対する不安、米内政の分断が長期的にドルの下押し要因
- 一方、米長期金利が上昇すれば円安要因に
✅ GOLD（金）
- 戦争・核兵器・地政学リスクが再び意識され、安全資産として買いが強まる可能性
- 8月上旬は“ヒロシマ・ナガサキ”を巡る国際報道の加熱で再注目か
✅ KRW（韓国ウォン）
- 日韓関係改善の兆しがウォンの支援材料
- ただし北朝鮮の軍事的挑発には引き続き警戒
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