✅トランプ大統領、韓国との合意をSNSで発表
──自動車・半導体・エネルギー分野など多岐にわたる包括的パッケージ
📌【要点まとめ】
- 関税率引き下げ：韓国からの輸入品に対する関税を25％→15％へ
- 韓国側の対応：アメリカへ約52兆円（3500億ドル）を投資、LNGなど15兆円分のエネルギー製品を購入
- 農産品合意：コメ・牛肉市場の追加開放は見送り
- 造船分野協力：投資の1500億ドルは造船関連に
- 米韓首脳会談：今後2週間以内にホワイトハウスで開催予定
📰詳細：トランプ政権の狙いと韓国の対米姿勢強化
アメリカのトランプ大統領は30日、韓国との関税交渉で合意したことを自身のSNSで発表。これにより、8月1日から予定されていた25％の関税は見送りとなり、日本・EUと同水準の**15％**に引き下げられます。
韓国側は、対米投資として3500億ドル（約52兆円）を拠出し、その中から1500億ドルを造船分野に割り当て。さらにアメリカからのLNGなどエネルギー製品を1000億ドル（約15兆円）分購入することで合意。
また、韓国大統領府は「半導体・医薬品分野の関税も不利にならないよう調整された」と説明。農産物に関しては、アメリカが求めていたコメや牛肉の追加市場開放は回避された模様です。
💱為替・コモディティへの影響
✅ドル円
市場では日米韓協調路線が強調され、リスクオフ後退。韓国の大型投資とLNG購入による米経済支援期待からドル買い優勢となる可能性。
✅韓国ウォン
韓国の外交成果とされ、ウォン買い圧力が強まる局面も。特に半導体関連の関税条件改善はポジティブ材料。
✅原油・天然ガス（LNG）
LNGの1000億ドル購入報道を受けて天然ガス価格は堅調推移が予想される。中長期的にアメリカのエネルギー輸出が加速する可能性。
💡FX戦略とXMでの実践ポイント
今回の米韓合意を受け、アジア通貨（ウォン・円）に対するドルの動きに注目。特にリスク選好が進む局面でのドルロングや、エネルギー関連通貨（CAD、NOK）ロングも有効です。
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