【日本からの心】トルコ地震被災地に図書館を寄贈|福岡の支援活動が実を結ぶ

国際協力・災害支援

◆おととしの大地震、犠牲者5万人超

2023年2月、トルコ南部を襲った大地震では5万3000人以上が犠牲となり、多くの都市が壊滅的な被害を受けました。


◆福岡県からの募金で図書館建設へ

トルコ出身で福岡在住のエンシジ・ムラートさんは、震災直後から九州各地で募金活動を展開。
最終的に集まった447万円超の寄付金をもとに、ハタイ県の高校の敷地内に図書館が建設されました。


◆アンカラで記念式典、テープカットで開館

2025年8月3日、トルコの首都アンカラで記念式典が行われ、日本の勝亦孝彦大使をはじめ関係者約50人が出席。
図書館とインターネットで中継をつなぎ、現地とアンカラで同時にテープカットが行われました。


◆子どもたちの「学びの場」に

  • 図書館には約1200冊の書籍が揃い、避難生活を送る子どもたちの学習支援に活用。
  • ネット回線も整備され、情報アクセスの格差解消にも期待が寄せられています。

◆草の根の国際協力の象徴に

この図書館は、一人ひとりの思いと行動がつながって形になった支援の好例であり、
国境を越えた絆と連帯の象徴として、今後も多くの人々に希望を与え続けることでしょう。

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