◆ニュース概要:日本の艦艇技術が豪州防衛の中核へ
- オーストラリア国防省は5日、日本の「もがみ型」護衛艦を新型フリゲート艦のベースに正式採用したと発表。
- ライバルのドイツ案を退け、約100億豪ドル(約9500億円)で最大11隻を導入する方針。
- マールズ国防相:「もがみ型はステルス性・ミサイル能力・省人化で優れており、豪州に最適な艦艇」
- 両国の防衛産業・安全保障協力の深化により、インド太平洋地域の抑止力強化につながる見通し。
◆なぜ重要か?|インド太平洋戦略と日本の装備輸出
ポイント | 内容 |
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🇦🇺 豪州の戦略転換 | 中国の海洋進出を警戒し、日米豪印連携(QUAD)を重視 |
🇯🇵 日本の防衛装備輸出 | 事実上の「初の大型契約」:武器輸出三原則緩和後、最大規模の取引 |
🌏 インド太平洋の軍事バランス | 自由で開かれた海洋秩序の維持に向けた連携強化 |
◆FX市場へのインパクト:豪ドルと円はどう動く?
✅ 豪ドル(AUD)にとってポジティブ材料
- 大規模な防衛投資により国内製造業や雇用創出が期待
- 日本との安全保障強化 → 政治リスクの軽減 → 投資家心理の改善
✅ 円(JPY)の動きは複雑
- 日本の輸出拡大は一部で円高要因となる可能性
- ただし、防衛関連支出の増大→財政懸念→円売り要因として働く場面も
◆XMTradingでの戦略的トレード例
通貨ペア | トレード方針 | 理由 |
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AUD/JPY | 押し目買い戦略 | 豪の地政学リスク低下、日本の防衛支出増懸念で豪ドル優位に |
USD/JPY | レンジ狙い | 米金利・日本の貿易黒字動向も見ながら中立目線 |
AUD/USD | サポート確認でロング | 豪ドルは材料好感も、米ドルの景気指標に警戒感あり |
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◆今後の注目点
- 日豪防衛協力の具体化(共同訓練・技術移転)
- 中国の反応と南シナ海・台湾海峡の緊張
- 豪ドルは今週後半のRBA声明と米雇用統計にも反応
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