【被爆80年】広島が伝える核なき未来へのメッセージ

平和・安全保障

― 34万9246人にのぼる犠牲者と、世界120カ国が見つめた平和の祈り ―

2025年8月6日、広島への原爆投下から80年という節目を迎え、広島市の平和公園では午前8時から平和記念式典が執り行われました。

今年の式典には、被爆者や遺族をはじめ、アメリカやイギリスなど核保有国を含む120の国と地域の代表が参列。
これは過去最多の参加国数となり、核廃絶への国際的関心の高まりを象徴するものとなりました。


■ 黙とうとともに刻まれる新たな名前

式典では、過去1年で亡くなった被爆者や、死亡が新たに確認された方など4940人の名前が新たに記帳され、
原爆死没者名簿に書き加えられました。
名簿は34万9246人にのぼり、午前8時15分――あの爆心地に原爆が投下された瞬間にあわせて、全参列者が黙とうを捧げました。


■ 被爆体験の継承が問われる時代に

全国の被爆者の平均年齢は、今年86歳を超え、ついに10万人を下回る水準となりました。
被爆体験を**「直接聞ける最後の世代」**という現実が、私たちに時間の重みを突きつけています。

昨年には、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)がノーベル平和賞を受賞し、
世界的にも「被爆者の証言と訴え」が持つ意味が再認識されました。


■ 核の現実と向き合う国際社会

しかし一方で、国際社会では不穏な兆しが続いています。

  • 🔺 核保有国による威嚇発言の頻発
  • 🔺 各国で核抑止力の強化を主張する動き
  • 🔺 軍縮交渉の停滞と国連の機能不全

こうした中で迎える80年という節目は、ただの追悼ではなく、「問いかけ」の日となりました。


「忘れない」から「動く」へ

― 被爆地ヒロシマからの発信 ―

80年の時を経ても、なお続く「核の影」──
ヒロシマの声は、過去の記憶ではなく、現在の行動を促す呼びかけです。

☮️ 核兵器廃絶への道のりは遠くとも、一人ひとりの関心から始まる

🕊️ ヒロシマを知ることが、次の戦争を防ぐことにつながる

今日8月6日は、犠牲者を悼むと同時に、世界の未来に責任を持つ日として刻まれました。

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