🌍世界の亀裂深まる!ガザ情勢で国連安保理が分裂、米はイスラエル擁護を貫く‼

国際情勢・紛争

【要約】

  • イスラエルがガザでの軍事作戦拡大を発表
  • 国連安保理で非難と撤回要求が相次ぐも、米がイスラエル擁護で一致せず
  • 欧州や多くの理事国は国際人道法違反の懸念を表明
  • 米は「ハマスに圧力をかけるべき」と反論し、議論は平行線

【詳細】

2025年8月10日、イスラエルがパレスチナ・ガザ地区での軍事作戦拡大を発表したことを受け、国連安全保障理事会が緊急会合を開催。
米国を除くすべての理事国が支持して開かれた会合では、イギリスをはじめ多くの国がイスラエルを非難しました。

イギリスのカリウキ次席大使は「軍事作戦拡大は紛争終結にも人質解放にもつながらず、民間人の苦難を深めるだけ」と批判し、子どもや一般市民の犠牲を伴う非人道的行為は正当化できないと主張。

他の理事国も「国際人道法違反の恐れがある」として作戦撤回を求めましたが、イスラエル側は「人道支援ルートを確保しながらガザを掌握しており、永続的占領の計画はない」と反論。

さらに米国のシェイ臨時代理大使は、安保理メンバーがイスラエル非難に偏っていると批判し、「ハマスに圧力をかけず、テロ組織にプロパガンダ的勝利を与えている」と述べました。
拒否権を持つ米国がイスラエルを擁護し続ける姿勢により、安保理は一致した行動を取れない状況が続いています。


【FXへの影響】

  • 地政学リスクの高まり:ガザ情勢悪化は中東全域の不安定化につながり、原油価格や安全資産(円・金)に買いが集まりやすい状況。
  • 米ドル相場の動き:米国がイスラエル擁護を継続する場合、同盟国との外交的摩擦が米ドルに中期的な下押し圧力をかける可能性。
  • 短期トレード戦略
    • 原油(WTI):地政学リスクプレミアムで一時的上昇を狙う買いポジション有効
    • 金(ゴールド):安全資産需要の急増を想定したロングエントリー
    • USD/JPY:有事の円買いリスクに備えたストップロス設定必須

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