ヨーロッパ南部は連日の熱波に見舞われ、スペインやポルトガルなどで山火事が相次いでいます。EUの研究機関によると、2025年これまでの域内の焼失面積はおよそ44万ヘクタールに達し、例年の2倍以上。これは東京都の約2倍の広さに相当します。
スペイン
- 13日時点で北部を中心に14件の山火事を確認
- 原因は落雷や放火の可能性
- これまでに消防隊員など6人が死亡
- 気象当局はほぼ全域で警戒を発令
ポルトガル
- 13日時点で少なくとも5件の山火事が発生
- 北東部では炎と煙が山々を覆う映像も
EUの共同研究センターは「気候変動による高温・乾燥が火災の長期化と拡大を招いている」と指摘。ギリシャやフランスでも同様の被害が広がっています。
投資視点でのポイント
気候災害は地域経済や農産物価格、エネルギー需給に影響を与え、コモディティや通貨の値動きにつながります。特にヨーロッパでの農産物被害はユーロ相場の変動要因となり、関連市場ではボラティリティが上昇する傾向があります。
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