今月15日、フィリピンの首都マニラで日本人男性2人が拳銃で撃たれ死亡する事件が発生しました。
地元警察によりますと、これまでに拘束された60代の兄と50代の弟に加え、少なくとも 8人以上が事件に関与した可能性 があるとみられています。犯行は防犯カメラ映像の分析などから計画的に実行されたとされ、現場の下見や役割分担もあったとみられます。
タクシー運転手の証言によると、現場到着後にガイド役とされる人物が「別の人を待っている」と話し、その直後に銃声が響いたといいます。さらに、拘束された1人は「首謀者の日本人から 900万ペソ（約2300万円） の報酬で依頼を受けた」と供述しており、警察は他の関与者6人の行方を追うとともに、首謀者の特定を急いでいます。
投資家にとっての視点
今回の事件は、日本人が多く渡航する地域でのリスクを改めて浮き彫りにしました。
海外進出や投資を検討するうえで、 治安リスク・政治リスク は必ず考慮すべき重要な要素です。
特に新興国市場では、
- 政情不安や犯罪リスクが資産運用に直結
- 為替や株式市場もこうした地政学リスクに敏感に反応
- 個人投資家にとっても「情報の遅れ＝損失」に直結
という現実があります。
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