ロシア大統領府は、プーチン大統領が8月31日から9月3日まで中国を訪問し、期間中に北朝鮮の金正恩総書記との首脳会談を検討していると発表しました。
実現すれば、昨年6月のプーチン大統領訪朝以来の対面会談となります。
ポイント
- 訪問スケジュール
- 8月31日~9月3日:中国訪問
- 9月2日:習近平国家主席との首脳会談予定
- 9月3日:北京で軍事パレード(習主席の右にプーチン大統領、左に金総書記が並ぶ計画)
- プーチン・金会談の可能性
- 去年6月、両国は「軍事支援を含む包括的戦略パートナーシップ条約」に署名
- 今回の会談では武器供与や経済協力が議題になる可能性
- 米国への牽制
- 8月にアラスカ州で行われたトランプ大統領との会談内容を中国に説明予定
- 米中ロ朝のパワーバランスを強く意識した動き
国際的影響
- 米国と同盟国への圧力
- 中露朝の接近は安全保障上の大きなリスク
- 北東アジアでの軍事的緊張が高まる可能性
- 日本・韓国への影響
- ミサイル発射や軍事演習の活発化リスク
- 防衛費増加や地政学リスクプレミアムに直結
- エネルギー市場
- 中露関係強化は資源供給の多角化に影響
- 原油・天然ガス価格の変動要因に
投資家への示唆
- 為替相場
- 円:地政学リスクで買われやすい安全資産
- ドル:米中ロ対立の激化で一時的な強含みの可能性
- コモディティ
- 金(ゴールド):安全資産需要で上昇圧力
- 原油:中東だけでなくロシア関連の供給リスクも注視
XMTradingでの戦略例
こうした地政学イベントは、突発的な値動きを生みやすい局面です。XMTradingでは、
- ドル/円(USD/JPY)やユーロ/円(EUR/JPY)のCFD取引でリスク回避の円高局面を狙う
- 金(XAU/USD)や原油(WTI・BRENT)のCFD取引で地政学リスクの高まりを捉える
- 短期トレードと分散投資を組み合わせて変動に対応
コメント