ロシアによるウクライナへの攻撃が続く中、ウクライナ軍報道官は、ロシア軍の小規模部隊が東部ドニプロペトロウシク州の2つの集落に侵入し、戦闘が続いていることを明らかにしました。
ウクライナ軍作戦戦術部隊のトレフボウ報道官はNHKのインタビューで、ロシア軍が複数の5人編成部隊を投入していると説明。
「ロシア軍は足場を築こうとしている。今も戦闘が継続中だ」と述べ、攻勢の強まりを指摘しました。
今回の侵入は侵攻開始以来初めてとみられ、ロシアが停戦交渉を有利に進める狙いがあるのではないかとの分析も示されました。
さらに報道官は「ロシア軍は兵力の追加投入を狙っているが、我々は補給ルートや侵入経路を特定し、徹底的に攻撃している」と強調。現時点でウクライナ側は制圧を否定しており、激しい攻防が続いている状況です。
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