🏢 東京23区の状況
- 平均価格:1億721万円(前年比 +38.3%)
→ 4か月連続で「1億円超え」 - エリア別内訳
- 都心6区(中央・港など):1億7030万円(+33.5%)
- 城南・城西6区(品川・世田谷など):9021万円(+22.7%)
- 城北・城東11区:6941万円(+26.6%)
新築の供給減と価格高騰を背景に、中古マンションへ需要が流入し、売主が強気の価格設定をしているのが特徴です。
🌐 首都圏・近畿圏の動向
- 横浜市:4345万円(+12%)
- さいたま市:3797万円(+5.1%)
- 千葉市:2638万円(+4.4%)
- 大阪市:5300万円(+26.7%)
首都圏・近畿圏ともに中古価格は上昇基調。特に大阪市では 前年比+26.7% と大幅上昇。
💡 購入層の変化
- パワーカップル層(共働き・高収入世帯)からの需要が強い。
- 郊外エリアにも需要が広がり、杉並区の中古物件では 新築時5,000万円 → 現在7,800万円 に上昇。
仲介会社の声としては「給料が上がらない中、都心は高すぎるため郊外の中古を選ぶ動きが増えている」とのこと。
📈 今後の見通し
- 上昇要因:株高による金融資産の増加が「購入意欲」を刺激。
- 調整要因:都心エリアでの30%超の上昇が「割高感」を強め、需要減少 → 価格上昇の一服も想定される。
🚀 トレーダー・投資家の視点
- 日本の住宅価格高騰は「実需+投資マネー流入」の両面が背景にある。
- 金利が低い環境下では資金流入が続く可能性がある一方、インフレ抑制で金利が上昇すれば一気に調整局面も。
- 不動産投資だけでなく、為替・株式市場と連動した動きを注視する必要あり。
👉 こうした「不動産価格動向と資産市場の連動」は、FX取引にも波及します。円安局面や株高による資産効果が、今後の購買行動を左右する可能性も。
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