📰 ニュース要約
ロシアのプーチン大統領が提案している、米露核軍縮条約「新START」の1年間延長について、アメリカのトランプ大統領は「よい考えだ」と評価しました。
- 新STARTとは:戦略核弾頭の配備数や運搬手段(弾道ミサイル・戦略爆撃機など)を制限する米露の核軍縮条約。
- 期限:2026年2月に失効予定。
- ロシアの立場:アメリカが同様の数量制限を守ることを条件に、1年延長に応じる姿勢。
- アメリカの立場:トランプ大統領が評価を表明し、延長や中国を交えた核軍縮協議にも意欲。
- 背景:ロシアはウクライナ侵攻後、条約履行を停止しており、核軍縮と地政学リスクが絡む状況。
🌍 背景解説
「新START」は2010年にオバマ政権とメドベージェフ政権が署名し、冷戦後の核軍縮の基盤を支えてきました。
しかしロシアのウクライナ侵攻以降、軍縮の枠組みは揺らいでおり、米露関係の緊張緩和と核リスク低減の試金石として、この延長合意の成否が注目されています。
📊 相場への影響
- ドル円(USD/JPY)
軍事リスク後退の思惑でドル買い円売りが進みやすい。 - 金(XAU/USD)
核リスクが後退すれば一時的に下落圧力。ただしウクライナ情勢が続くため下値は限定的。 - 原油(WTI/Brent)
地政学リスクが和らげば売り圧力も、欧州エネルギー需給不安が下支え。 - 株式市場(米国株)
核軍縮協議の前進 → 投資家心理の改善で上昇要因に。
短期的には「リスク回避の後退 → 株高・円安」という流れが意識されやすいですが、ロシアが実際に履行に復帰するかが焦点です。
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