📰 ニュース要約
8日の東京外国為替市場では、円が大きく売られ、一時 1ドル＝152円60銭台 と約34年ぶりの円安水準に迫りました。
背景には、自民党・高市総裁のもとで日銀が追加利上げを進めにくくなるとの見方が広がったことがあります。
- 円安ドル高は7日のニューヨーク市場に続く動き
- ユーロに対しても円安が進行し、1ユーロ＝177円40銭台とユーロ発足以来の最安値を更新
- 午後5時の終値は、ドルに対して 1ドル＝152円56～58銭、ユーロに対して 1ユーロ＝177円43～47銭
市場関係者は「緩和的な金融政策が続くとの思惑が円売りを促している。政府がどのように対応するかが注目される」と指摘しています。
💱 相場解説
- 円相場：高市総裁のもとで金融緩和維持の観測が広がり、円安圧力が強まっている。介入警戒感もあるが、市場はドル買いを優先。
- ドル相場：FRBの利上げ姿勢が根強く、ドルは堅調。日本との金融政策の方向性の差が鮮明に。
- ユーロ相場：ユーロも円に対して大幅高。ユーロ発足以降の最安値更新は市場心理に大きなインパクト。
今後は、政府の為替発言や介入の有無が焦点となる。
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