📰 ニュース要約
世界最大手の半導体受託生産企業・台湾TSMCは、2024年7～9月期決算で売上高4兆8800億円、最終利益2兆2300億円を計上し、いずれも四半期として過去最高を更新しました。
7四半期連続の増収増益で、その原動力はAI向け半導体の旺盛な需要です。
さらに魏哲家CEOは、年内着工予定だった熊本県の第2工場について「すでに建設を開始した」と明らかにしました。量産開始のタイミングは「顧客のニーズと市場環境次第」としています。
📈 相場解説
今回の決算で改めて浮き彫りになったのは、AI需要が半導体市場を牽引している現実です。
- TSMCの好決算は、AI関連株や半導体銘柄の上昇要因。
- 日本市場でも熊本工場関連の設備投資・材料株への資金流入が期待されます。
- 一方、半導体需要は景気変動や米中摩擦に左右されやすく、株価や為替に**ボラティリティ（変動性）**をもたらすリスクも。
ドル円や株価指数（日経平均・NASDAQ）は、今後も半導体関連ニュースに大きく反応する可能性があります。
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