💎 ルーブルに続き今度は金塊盗難！

フランスで相次ぐ美術館強盗、その衝撃

📰 ニュース要約

フランスの検察当局は21日、パリの国立自然史博物館から約2億6000万円相当の金塊が盗まれた事件で、中国出身の24歳の女を拘束し捜査を開始しました。

盗まれたのは1833年にロシア皇帝ニコライ1世から寄贈されたものを含む 6キロの金塊。展示ケースはバーナーで破壊され、防犯カメラには午前1時ごろに侵入する様子が記録されていました。

女は9月30日にスペイン・バルセロナで拘束され、溶かした金1キロを所持していたとされます。

フランスでは、わずか数日前の10月19日にルーブル美術館から宝石類が盗まれる事件も発生。美術館・博物館を狙った強盗が相次ぎ、警備体制の不備が国際的に問題視されています。

📈 相場解説

今回の「金塊盗難事件」は、文化財保護や治安問題としてだけでなく、金市場に与える心理的影響も見逃せません。

金価格への影響
盗難そのものは供給量を変えるわけではありませんが、「金＝資産としての安全性」への注目を集め、投資需要が一時的に高まる可能性があります。
市場の安全資産志向
世界的な地政学リスクやインフレ懸念が続く中で、金は「有事の資産」として買われやすい傾向があります。こうしたニュースは投資家心理を後押ししやすい局面です。
関連セクターへの影響
金ETF、鉱山株、さらには暗号資産など代替資産への資金流入も考えられます。

💹 投資家へのヒント