【日豪会談】高市首相、アルバニージー豪首相と安全保障強化で一致！インド太平洋戦略に弾み

📌 ニュース要約

26日夜、マレーシア・クアラルンプールで高市総理大臣とオーストラリアのアルバニージー首相が会談しました。

両首脳は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力強化で一致。特に、中国を念頭に、重要鉱物のサプライチェーン強靭化や経済安全保障分野での具体的な連携を確認しました。

また、日米豪印の「クアッド」を通じた多層的な協力を推進する方針を共有し、来年で日豪基本条約締結50周年を迎えることから、さらに関係を深化させることでも一致しました。

💹 相場解説

今回の会談は、インド太平洋地域における安全保障の枠組みを強化する動きであり、資源や防衛関連市場に直接的な影響を与える可能性があります。

豪ドル（AUD）：
　資源大国オーストラリアと日本がサプライチェーン協力を進めることで、資源輸出の安定性が意識され、豪ドルに買い圧力がかかる可能性あり。
日本円（JPY）：
　地域安全保障の強化は、日本円のリスク回避的な買い需要を和らげる一方で、防衛費拡大や国際協力の進展によって円安圧力も出る可能性。
資源市場（金属・鉱物）：
　重要鉱物供給の強靭化は、ニッケル・リチウムなど電池関連資源の取引量増加に直結。資源関連銘柄やコモディティ市場のボラティリティ上昇に要注目。

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