📌 ニュース要約
29日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル＝152円前後で上下動しました。
午後5時時点では、前日比10銭円高の 1ドル＝152円05～07銭。
市場では、午前中に「トランプ政権が日銀に追加利上げを促している」との観測が浮上し円が買われ、一時 151円台半ばまで円高が進みました。
しかし午後には「日米の金融政策の方向性を見極めたい」との思惑から、再び円売り・ドル買いに転じ、152円台半ばまで円安が進むなど、方向感を欠いた展開になりました。
📊 相場解説
為替市場は金融政策の思惑で大きく振れやすい状況です。
- ドル/円：FRBと日銀のスタンス差に注目 → 利上げ観測で円高、金融緩和姿勢で円安圧力
- ユーロ/円：一時 1ユーロ＝176円台 → 欧州景気見通し次第で変動リスク
- リスク要因：米金利動向・日銀の政策修正観測・国際情勢（中東リスクや米中対立）
今後は、**日米金融政策イベント（FOMC・日銀会合）**が円相場の方向性を大きく左右しそうです。
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