🛢 OPECプラス、来年1〜3月は増産停止へ！原油価格の下落を警戒し“静かな防衛モード”に突入

📰 ニュース要約

主な産油国で構成される**OPECプラス（OPEC＋ロシアなど非加盟国）**は、原油市場の安定を狙い、来月までは増産を継続する一方、来年1月〜3月は増産を停止して生産量を維持する方針を明らかにしました。

サウジアラビアやロシアを中心とする8か国は、2日にオンライン会合を開き、世界経済が落ち着きを見せていることや在庫水準の低さを踏まえ、12月に日量13万7000バレルの増産を決定。これで9か月連続の増産となります。

ただし、来年以降は「季節要因」を理由に増産を一時停止し、原油需要の低迷を見越して価格の下落を防ぐ構えを見せました。

先月、米国がロシアの大手石油企業へ制裁を科したことも重なり、WTI原油先物は一時1バレル＝62ドル台まで上昇しています。

市場では、OPECプラスの判断が年末のエネルギー相場を安定させる鍵となるか注目されています。

📊 相場解説：WTI・金・ドル円の焦点

🛢 原油（WTI）
OPECプラスの「慎重姿勢」は供給制限の継続を意味し、相場の下支え要因に。
短期的には60〜65ドル台でのレンジ相場が予想されますが、地政学リスク（中東・ウクライナ）次第では70ドル台回帰も視野に入ります。
🪙 金（GOLD）
インフレ再燃懸念＋原油高による物価圧力で、金は1,990ドル〜2,010ドルレンジへ。
2025年は米利下げ観測もあり、上昇トレンドへの転換点が近い可能性。
💱 ドル円（USD/JPY）
エネルギー価格上昇は日本の貿易収支を圧迫し、円安圧力が再燃。
一方で、米利回りが落ち着けば円買い戻しも入り、151〜152円台の攻防が続く見通し。

OPECの動向は、原油だけでなく為替・金市場にも波及するため、今後の発言や次回会合スケジュールにも注目です。

💰 XMTradingでエネルギー＆金相場を攻略

OPEC関連のニュースは、短期ボラティリティが高く、トレーダーにとって絶好のチャンス。

XMTradingなら、原油（WTI）・GOLD・通貨ペアをまとめて取引できます。

🌐 XMTradingの魅力