ニュース要約
- 米民主党のナンシー・ペロシ下院議員（85）が「来年の下院選に立候補せず、議員として最後の1年を全うする」と表明。
- ペロシ氏は1987年初当選、2007年に女性初の下院議長。トランプ大統領の弾劾訴追を主導するなど“対トランプ”の急先鋒。
- 対中強硬姿勢でも知られ、2022年の台湾訪問は中国の強い反発を招いた経緯。
- 退任後の民主党は、来年の中間選挙を前に主導権争い・世代交代が一段と進む可能性。トランプ大統領は引退を痛烈に歓迎。
相場解説
- 米株（短期）：政治ヘッドラインは一時的なセンチメント要因。引退自体の業績インパクトは限定的だが、民主党内の路線（対中・財政・規制）不確実性が高まると、ハイβ銘柄中心にボラ拡大余地。
- 米金利・為替：政策期待（財政拡張/規制強化 いずれの思惑も）で金利の方向感がぶれやすく、ドル円はイベントドリブンの行って来いに注意。短期は米指標・要人発言の方が優先指標。
- 対中関連テーマ：ペロシ氏は“象徴的な対中強硬派”。後継リーダーの対中スタンスがマイルド化ならリスク資産に追い風、強硬維持なら半導体・サプライチェーンに警戒感が残り得る。
- トレード戦略メモ
- 指標・要人発言前後は逆指値（SL）必須、スプレッド拡大リスクを想定。
- USD/JPY：152円近辺の攻防は引き続き短期筋が主導。上抜け失敗→押し戻し、再トライのパターンを想定。
- 株式指数CFD（US500/US100）：ニュース主導の上げ下げは前日高安のブレイク判定で追随、ダマシ回避に5分足出来高の伴走確認。
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