【ニュース要約】
オーストラリア政府は、インドネシアとの間で 安全保障条約の締結に合意 したと発表しました。
12日、シドニーでアルバニージー首相とインドネシアのプラボウォ大統領が会談し、
「いずれかの国の安全保障が脅かされた場合、互いに協議し対応を検討する」と明記した内容で一致。
オーストラリアは、海洋進出を強める 中国を念頭にインド太平洋地域での連携強化 を狙っています。
プラボウォ大統領も「安全保障分野での緊密な協力は不可欠」と発言し、両国関係を「良き隣人関係」として強調。
条約は 来年1月にインドネシアで署名される見通し です。
【相場解説】
この合意は、インド太平洋の安全保障リスク軽減 として投資家心理を下支えする要因。
ただし、中国の反発や南シナ海情勢の緊張が続く場合、為替やコモディティ相場に波及する可能性も。
想定される相場反応:
- ✅ 豪ドル(AUD/USD):上昇要因
安全保障強化=地政学リスクの低下 → 豪ドル買い優勢。 - ✅ 金(GOLD):一時的に売り優勢
リスクオンムードの広がりで安全資産需要が後退。 - ⚠ 原油(WTI):中立〜やや上昇
地政学リスク後退+インドネシアとの協力で海上輸送安定への期待。
短期戦略:
- AUD/USD:押し目買い有効
- GOLD:リスクオンによる下落を狙う短期売り
- USD/JPY:156円突破の円安トレンド維持
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