【日中外務省局長協議/中国が“強硬演出” 日本は厳しく反論】

FX・為替市場分析

【ニュース要約】
18日、中国・北京で日中両国の外務省局長協議が行われ、外務省の金井アジア大洋州局長が劉勁松アジア局長と会談しました。

■日本側の主張
・大阪の中国総領事による日本批判SNS投稿は「極めて不適切」と強く抗議
・中国の「日本への渡航控え」呼びかけに対し
 →「日本国内の治安は悪化していない」と反論
 → 影響を与える措置の撤回を要求
・現地の日本人の安全確保を要請
・台湾有事に関する高市総理答弁は従来の立場から変更なし、と改めて説明

■中国側の姿勢
・高市総理答弁への反発姿勢を強調
・会談後、通常は撮影禁止の外務省建物内で突然メディアに撮影を許可
・劉局長は中国の正装「中山服」で登場
→ 厳しい表情とともに日本に強硬姿勢をとったことを国内向けにアピールする狙いがうかがえる


【相場解説】
今回の協議は、日中間の外交摩擦が続いていることを示し、市場にも次のような影響が想定されます。

■為替(USD/JPY)
・地政学リスク → 円買い要因
・米利下げ観測後退 → ドル買い要因
方向感のない神経質なレンジ相場が続きやすい

■日本株
・中国の「渡航控え」措置によりインバウンド株は短期的に弱含み
 (百貨店・空港・鉄道・ホテルなど)
・半導体、輸出株は円相場次第で底堅い動き

■中国の強硬姿勢
・中国株は海外勢の警戒感から上値が重い展開継続
・政治要因によるボラティリティ増加に注意

■航空・観光関連
・中国旅行会社が日本ツアーを販売停止し始めているため、
 今後数週間で業績懸念が出る可能性
→ 日本のインバウンド関連には“逆風材料”


【XMTrading視点のトレード戦略】
●USD/JPY:上も下も決め打ちしにくい → 短期逆張り・スキャ向き
●GOLD:地政学リスクで買い需要が残る → 押し目を狙う戦略も
●JP225(日経225):インバウンド不透明 → 戻り売り優勢
●CN50:中国リスク続き → 上値は限定的

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