【ニュース要約】
17日のニューヨーク株式市場では、FRB(米連邦準備制度理事会)が12月利下げに踏み切るとの観測が後退したことで、ダウ平均株価は先週末比で557ドル24セント下落し、4万6590ドル24セントで取引を終えました。
きっかけは、FRB高官が講演で「利下げは慎重に進めるべき」と発言したこと。これにより、投資家が期待していた“12月の景気下支えのための利下げ”の可能性が低下し、半導体を中心に幅広い銘柄で売りが広がりました。
ダウは一時700ドル超下落する場面もあり、11月12日に記録した終値ベースの最高値からは1600ドル以上の下落となっています。
背景には、FRBのスタンス変化に加えて「AIバブル」への警戒感もあります。
【相場解説】
●米金利見通し:引き締め方向
12月利下げ観測が後退 → 米金利上昇方向 → 株には逆風。
●株式
・NYダウ:調整色強まる
・半導体株:利下げ期待剥落+AIバブル警戒で下落しやすい
・ナスダック:金利上昇に弱く売り継続の可能性
●為替
・ドル(USD):金利上昇観測で買われやすい
・円(JPY):リスクオフでも金利差拡大で弱含み
→ ドル高・円安圧力
●商品
・金(XAU):金利上昇観測で下落圧力
・原油:金融要因で売られやすいが、中東要因で乱高下に注意
●XMTradingでの戦略視点
・USD/JPY:押し目が狙われやすい(ドル買い優勢)
・NASDAQ100 CFD:戻り売りのポイントが発生
・金(XAU/USD):利下げ期待後退でショート優位
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