国境衝突再燃で5万人避難、和平崩壊の危機
【ニュース要約】
タイ軍は8日朝、カンボジア側から攻撃を受け兵士1人が死亡したとして、
報復としてカンボジア軍の司令部や補給路への空爆を実施したと発表しました。
その後も攻撃が続き、国境地帯では5万人以上が避難。
一方カンボジア側は、
- 「タイ軍から攻撃された」
- 「住民4人が死亡」
- 「反撃は一切していない」
と主張し、タイ側の“先に攻撃された”という説明を否定しています。
両国は10月にトランプ大統領立会いで和平合意を結んだばかりですが、
タイ政府は11月に「地雷負傷事件」を理由に合意履行停止を表明。
今回の衝突で和平崩壊の懸念が急速に強まっています。
📉【相場解説】地政学リスク → 新興国通貨 & ゴールドが動く
今回のタイ・カンボジア衝突は地域紛争型リスクで、
アジア市場のセンチメント悪化につながる可能性があります。
🔸タイバーツ（THB）は売られやすい
地政学リスク → 資金逃避 → 新興国通貨安の定番パターン。
🔸ゴールド（XAUUSD）は買われやすい
戦争・衝突ニュースは安全資産需要が急上昇。
特にアジア時間でのリスク回避が顕著。
🔸株価指数（JP225・HK50）は上値が重くなる可能性
リスクオフ → 株価調整の流れが出やすい。
🔸米ドルが強含む可能性
有事はドル買い圧力も強まり、ニュース相場向きの展開に。
今回の衝突は再発・拡大リスクが高いタイプの地政学イベントで、
短期〜中期で相場に波及する可能性が大いにあります。
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- ゴールド（XAUUSD）
- USDTHB（タイバーツ）
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